営業ノウハウ>お客さんの購買欲を掘り起こすためのコツとは？

営業マンを一人の人間として認めてくれない、歓迎してくれないなど、営業マンは
よくお客さんを批判したりします。
しかし、お客さんにとって営業マンとは、会ったこともない初めて会う人間であり、
仮に紹介を受けていても、実際はどんな人なのかは分からないので警戒心や不安を
持つものなのです。
さらに言えば、欲しくもない物を高値で売り付けられるかも知れないという先入観が
あり、最初から防衛態勢に入るものです。成功の連続を夢見たり、
過大な期待をしたり、愛想良く歓迎されるなどと勘違いしてはいけません。

営業とは商品だけでなく、会社と自分を同時に売り込むことなのです。
そうでないと、お客さんの気持ちを動かすことはできないのです。商品については、
そのよさと必要性をアピールし、自分に関しては信用できる人間であることを
売り込み、会社については信頼できる企業であることを売り込みます。
多くのお客さんは、商品を買いたいという欲望が潜在的に意識の中にあるものです。
そのお客さんが見込み客です。

この意識を掘り起こすのが営業マンの役割なのです。
潜在意識を顕在意識に変えていくのです。
大切なことは、広く多くの種をまかなければいけません。
つまり訪問件数（種まき）が少なくては、契約はあまり期待できないことを
しっかりと理解する必要性があります。
営業活動中は常に単純に割り切って、訪問件数を増やすことが
基本中の基本なのです。